実際に臨床現場で働いてみて、様々な疾患を抱えている患者さんに出会いました。そのなかで、同じ疾患でも受け止め方は患者さんそれぞれ違うため、疾患に対しての理解度や受容状態などで把握し、患者さんの立場に立って物事を考えながら関わることができる看護師を目指しています。

また、同じ病棟で働く先輩方が、急変時に瞬時に判断し、対応している姿や幅広い知識を活用し、患者さんと向き合っている姿をみて、憧れを抱きました。私自身、先輩方のように瞬時に対応できる判断力や患者さんにとってより良い看護とは何かを考えながら、ケアを行える看護師になれるように頑張っていきたいと思います。

各分野の先生方が熱心に指導してくださったことや、個人の性格や理解度を把握しながら納得がいくまで教えてくださったので、質問しやすく、安心して学習することができたことです。また、先生方が各分野で経験してきた臨床現場での話をしてくださり、看護の大切さを沢山教えて頂きました。

そのなかでも、ある先生が「患者さんにとっていつ死が訪れるか分からないから、後悔しない看護を行いなさい」と教えてくださいました。その言葉があったからこそ、今の臨床現場で患者さんとの関わりを大事にしながらケアを行えているのだと感じています。

七尾看護専門学校の先生方は、生徒の些細な変化にもすぐに気がつき、親身に寄り添ってくれます。また、臨地実習や国家試験などで大変なことが多い3年間でしたが、最後には楽しかったと同期で笑いながら卒業できたことも良い思い出です。