以前は、介護施設で事務員・介護職員として勤務していました。利用者様との関わりから、彼らの人間性や人生観に触れ、私自身がパワーをいただいていました。しかし、援助をするには利用者様への理解が足りておらず、心身に何らかの疾患や不自由さを抱える人を援助するには、自身の知識、技術、経験が未熟であることを痛感しました。看護を習得し、心身共に寄り添った援助がしたいと感じ、看護の道を選びました。

また、私が看護師を目指したきっかけには、わが子の存在を大きいです。看護師になることで、いろいろな方向から子や家族を支えることにつながると思っています。

アットホームな雰囲気が好きです。命をお預かりする「看護師」を育てる学校なので、先生方は厳しい時もありますが、普段はとても優しく、いろいろな相談に乗ってくれます。講義は知識や技術だけでなく、看護師としての経験を話してくださるので、イメージしやすく参考になります。

社会人入学をした私ですが、学校では同じ学生として楽しく学ぶことができています。世代や背景が違うと、考え方が多様で新しい発見があります。難しいテストやたくさんの課題に追われながらも、お互いに協力しながら、看護師という同じ目標に向かって頑張っています。

患者さんの言動や表情では表に出しきれないメッセージを受け取れる看護師になりたいです。

患者さんにとって病気の完治も確かな目標ですが、病気である間も人生の大切な時間です。

どんな時も患者さんが心から療養できるよう、私自身も笑顔を忘れず「患者さんの思いに寄り添うこと」を大切にしながら看護を学んでいきたいです。

そして、その人の疾患による苦痛を身体的・社会的・精神的に援助できるよう七看で技術を身につけたいです。