令和2年11月26日(木)

本校講堂におきまして、看護学科第19期生の戴帽式が厳かに執り行われました。

「戴帽式」とは、看護に携わる者としての責任の重さを自覚し、看護の道に進む決意を表明する宣誓の儀式です。

 

儀式にはそれぞれ意味があります。 ナースキャップは、看護の精神【清らかさと希望・責任・職業的使命】の象徴です。 一人ひとりが看護師としての自覚と責任を持ち、社会に貢献する姿を表しています。

 

キャンドルは、クリミア戦争の際にランプの灯を手に夜中の病院を巡回したナイチンゲールの象徴です。 ナイチンゲールは、「ランプを手にした貴婦人」とたたえられていました。学生が受け取るキャンドルの灯には、自分も看護師として患者を見守り続けるという誓いの意味があります。

 

 

― 戴帽の儀 

女子学生はナースキャップを、男子学生はポケットチーフを受け取り、ナイチンゲール像のやわらかな灯火が一人ひとりのキャンドルに継灯されます・・・

 

 

ナイチンゲール誓詞

Nightingale Pledge

 

われはここに集いたる人々の前に厳かに神に誓わん

わが生涯を清く過ごし、

わが任務を忠実に尽くさんことを。

 

われはすべて毒あるもの、害あるものを絶ち、

悪しき薬を用いることなく、

また知りつつこれをすすめざるべし。

 

われはわが力の限り

わが任務の標準を高くせんことを努むべし。

 

わが任務にあたりて、

取り扱える人々の私事のすべて、

わが知り得たる一家の内事のすべて、われは人に洩らさざるべし。

 

われは心より医師を助け、

わが手に託されたる人々の幸のために身を捧げん。

ナイチンゲール誓詞は、看護の倫理と職業観を誓いの言葉として表明したものです。

戴帽生はこの日のために、クラスで一丸となってこのナイチンゲール誓詞を練習しました。

 

 

式辞・祝辞・励ましの言葉

中村学校長による式辞。

「病気(新型コロナウイルス感染症)蔓延(まんえん)で大変な状況の同志がいることを忘れず、患者さんを先生として看護の道を進んでほしい」と激励の言葉を頂きました。

 

3年生の 平田 結愛さん による励ましの言葉。

「患者さんの思いに寄りそうことを念頭に傾聴、受容、共感を大切に。看護学生であってもすべての行動に責任を持つことを忘れないでください」と、戴帽生へエールを贈りました。

 

 

誓いの言葉

戴帽生代表の 吉畠 杏美さん による誓いの言葉。

「(授業)再開後は厳しいスケジュールに押しつぶされそうになりましたが、老年看護学実習で初心に戻った。相手の気持ちに寄りそうことができる看護師になれるよう努力したい」と述べ、一同が看護職者としての信念と覚悟を再確認しました。

 

 

戴帽式を終えた2年生40名は12月7日より恵寿総合病院にて10日間の臨地実習を行います。